The Redwoods – ロトルア

こんにちは!

クリスマスも終わり、本日はボクシングデイということでショッピングモールはたくさんの人でにぎわっておりました。今月12月よりオークランド外への旅行も許可され、私もロトルアに遊びに行ってまいりましたので少し紹介させていただきます。

ロトルアといえば温泉が有名で、町中いたるところで硫黄の匂いがします。多くの温泉施設や、天然の温泉などを目的に訪れる方がたくさんいます。また近くのWhitiangaという町から新鮮な魚介類も入ってくるため、おいしいお寿司屋さんもあったりします。

そんな中本日はザ・レッドウッズというわれるハイキングや、マウンテンバイクなどを楽しめる場所を簡単しご紹介できればと思います。

ザ・レッドウッズはロトルアの町から東に少しいったところに位置しており、その面積は55,000ヘクタールにも及びます。こちらの公園にはセコイアスギを含む多くの植物が茂っており、様々な長さのウォーキングコースやバイクトレイルがあり、中でもバイクトレイルは世界的にも有名なものとなっています。

現在は海外からの旅行客がおりませんが、地元の方がランニングや散歩を楽しんでおりました。この日は暑い日でしたが、森の中を歩いているととても涼しく爽快でした。
コースは短いもので30分、長いものでは何時間もかかるコースもございますが、基本的に整備された歩きやすい場所ですのでカジュアルに楽しむことができます。
レッドウッド以外にもシダ植物などニュージーランドらしい植物もたくさんあります。
駐車場の近くにはトイレや、インフォメーションセンターなどもあります。現在店内に入るにはワクチンパスの提示が必要です。
小さいですがカフェなどもございますので、ピクニックするだけでも楽しいですね。

さいごに

現在国内渡航をするにはワクチンパス、もしくは72時間以内に発行されたコロナ陰性証明書の提示が必要となりますが、多くのショップやレストラン内での飲食、ツアーへの参加にはワクチンパスの証明書の提示が義務付けられていますので、実質ワクチンを接種しない限り旅行はできない状況となっております。

とはいえこの夏は旅行が解禁となったことで、国内旅行も少し賑わいそうです。これから少しずつ各地の観光スポットもご紹介させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

それではまた。

ニュージーランド観光今後の展望

ニュージーランドの観光大臣であるスチュアート・ナッシュ氏は先日議会にて、ニュージーランドは向こう一年国外からの観光客を受け入れることができない可能性を示唆し、その準備をしなければいけないと言及しました。

ニュージーランドの現在の計画では、来年4月30日より観光客を含む、外国人の受け入れ再開を発表しておりますが、1週間の自己隔離というルールは実質短期旅行者の受け入れができないこととなります。更にナッシュ氏は国境の完全再開にはあらゆる不確定要素があり、それがどのような状況を生むかを推測することは困難であるとも言及しています。

来年1月より、オーストラリア在住のニュージーランド人の帰国受け入れを開始し、翌月2月からはその他国からのニュージーランド人の帰国受け入れを開始するニュージーランドですが、この影響についても懸念が広がっています。

1週間の自己隔離

上記でも述べた通り、一週間の自己隔離は実質短期旅行者の受け入れが不可能であることを示しており、友人や家族などその他長期滞在者に限定されることとなります。その結果当然ニュージーランド旅行は候補から外され、カナダやオーストラリア、アメリカなど隔離なしで旅行のできる国へと観光客が流れるのは明確です。

観光大国であるニュージーランド、もし自己隔離政策が2022年の夏まで続くようであれば、その経済打撃はさらに巨大なものとなりそうです。

参考 – 7news

107日におよぶロックダウンついに解除

こんにちは。

先日ついにオークランドのロックダウンが緩和され、事実上解除となりました。この度のロックダウンは2021年8月中旬より開始し、厳しい制限のなか生活を続けてきましたが、ようやくレストランや映画館、ジムなどの娯楽施設がオープンしたことで外出の機会が増えたと感じます。

現在は以前にも紹介させていただいた”Traffic light”というシステムが従来の”警戒レベル”に代わって、コロナ対策システムとして取り入れられ、今後は感染者数をコントロールしコロナとの共生を目指していくこととなります。

このシステムは3つのルールに分けられており、それぞれの地域の感染拡大のリスクを考慮し各ルールを適用していくこととなりますが、すべてに共通していることは”ワクチン未接者には自由がない”ということです。実際にレストランでの食事や、その他娯楽施設の利用にもワクチン接種証明の提示が義務付けられ、未接種者は利用することができません。

上記の通りこのシステムは当然ワクチン未接種者にとっては不公平であるとの声があることも事実です。世界でも人権問題として多々話題となっていますが、ニュージーランドも例外ではありません。そんな中ニュージーランド政府の対応は厳しく、10月には学校の先生や医療従事者などを含む国内約40%もの労働者に対しワクチン接種を義務付け、未接種者には退職を強制するなどの対応をしています。

現在新たな変異種も出てきており、まだまだ安心できる状況ではありませんが、ひとまずのロックダウン解除を喜びたいと思います。

それではまた!

参考 – nytimes

ニュージーランド旅行がついに解禁!?

こんにちは!本日は大変嬉しいニュースが入ってきています。

長らく国境閉鎖をしてきたニュージーランドの国境再開の見通しが立ちました。渡航には様々な条件がありますが、大まかな流れは以下となります。

  • ステップ1 2022年1月16日23:59分より – 2度のワクチン接種を完了しているニュージーランド国民、もしくはその他対象者のオーストラリアからニュージーランドへの強制隔離なしの渡航許可。
  • ステップ2 2022年2月13日23:59分より – 2度のワクチン接種を完了しているニュージーランド国民、もしくはその他対象者のすべての国からニュージーランドへの強制隔離なしの渡航許可。
  • ステップ3 2022年4月30日より – 2度ののワクチン接種を完了している旅行者を含む、個人のニュージーランドへの入国許可の開始(*段階的に進めていく可能性あり)

以上のように2022年1月にまずは国民やその他対象者の渡航、そして4月からは旅行者を含む外国人のニュージーランドの隔離なしの入国が許可されることとなりますが、入国には以下の条件を満たす必要があります。

  • 渡航直前のコロナ陰性証明書
  • 2度のワクチン接種証明書
  • 渡航者の過去の旅行歴を記載した入国カード(過去14日以内にハイリスクと認定された国へ渡航された場合、入国できません)
  • 到着時1度目のPCR検査
  • 到着後7日間の自己隔離
  • 自己隔離終了間際の2度目のPCR検査

短期旅行者には厳しい条件

国境が開く!そんな情報を嬉しく感じたものの、上記の条件を見て頂けるとわかるように、到着時に1週間の自己隔離という条件は正直、短期旅行者に厳しい条件となっています。ただ2週間ものの間政府指定のホテルにて高額の料金を自己負担しなければいけない現状をみれば、1週間の自己隔離というのは大分ハードルが下がったとも言えるでしょう。

結局旅行者はいつ入国できるのか?

実は今回の発表では外国人渡航者は4月30日より段階的に入国許可されていく可能性が高いと発表されていますが(おそらくビザの種類により)、その明確なプロセスまでは発表されていません。さらに渡航後の自己隔離施設の手配のルールやその移動手段などは今年の12月中に発表されるとされています。

今後の動き

現在ニュージーランドはコロナ排除から共生を目指した政策を進めているとはいえ、急激な感染者増加を防ぎ、感染者数をコントロールするためとても慎重に動いています。上記の厳しい条件もそのための政策ではありますが、うまく現状のコントロールができれば、徐々に緩和の流れとなる可能性は高いと言えるでしょう。また近いうちに情報のアップデートがあると思いますのでお知らせいたします。

*上記記載の条件は今後変更される可能性もございます。

それではまた!

参考 – beehive

ニュージーランド国内旅行が解禁に

こんにちは!

先日ニュージーランド政府より、国内ワクチン接種率の向上によるコロナルールの規制緩和が発表されました。3ヶ月以上のロックダウンをしているオークランドは12月の15日より、一般旅行者によるオークランド外への渡航が認められることとなり、多くの人々が望んだ自由なクリスマス休暇を迎えることができそうです。

また、11月25日からは美容室の営業が認められることとなり、長らくセルフカットをしてきた私自身も大変嬉しく思っています。ただし、条件もあります、新たに導入されたワクチンの接種証明の提示が入店時に義務付けられます。この証明書は政府ウェブサイトより申し込むことができ、私も申し込んだところ、その場ですぐにデータで届きました。ワクチン接種者をすべて把握しているからこそのスピードですね。

感染者の増加

本日の新規コミュニティ内感染者は215名となっており、死亡者もでています。今後徐々に規制緩和がされていくこととなりますが、他国ではワクチンの接種率の高い国でも感染者の増加が止まらず、再度ロックダウンを余儀なくされている国があることも事実です。ほとんどの感染者がオークランドから出ているニュージーランドですが、この度の緩和でどの程度広がっていくのか懸念もあります。

ワクチンの接種率

オークランドではワクチンの接種率がとうとう90%を超えました。ニュージーランド全体でみても84%と予想以上に早いペースで上がっているように思います。

さいごに

今後この新たな政策により、ある程度自由のある安定した生活をおくれることできるようになれば、次のステップとして国境の再開がみえてくるように思います。また何かしらの情報が入りましたらお知らせしようと思いますのでよろしくお願いします。それではまた。

Gov.nz

クリスマスへのカウントダウン

本日11月14日、ニュージーランドでは新規コミュニティ感染者が207人を記録し、その数が着実に増加している一方1度目のワクチンの接種率はニュージーランド全体で90%を超え、2度目の接種率も81%に到達したと発表がありました。

将来的に自由な生活をするためにはワクチンの2度の接種完了が必須条件となってくるニュージーランドですが、クリスマスに間に合わせるためには、期間的にあと5日以内に1度目の接種を完了する必要があります。政府はワクチンの接種率向上のため、そのリスクを懸念し、非接種の自由を訴える人々を説得するため様々な対応を進めています。

おそらくこのまま行けばオークランドでもクリスマスまでにはある程度のルール緩和がされ、家族や友人とクリスマスを過ごすことは可能となると思いますが、非接種者には厳しい対応をしていくかと考えられます。

ロックダウンをして3ヶ月徐々にコロナとの共生政策は進んでいるように思います。

それではまた新たな情報が入りましたらお知らせいたします。

オークランドロックダウン緩和へ

ワクチンの接種率が80%へと迫るオークランドは来週11月9日の火曜日より警戒レベル3のステップ2へと移行することが発表されました。

ステップ2でできること

ジムには行ける?

ステップ2へと移行することにより、市民の行動範囲やできることが少し増えます。ジムなどの公共施設の利用はまだできませんが、野外でのフィットネスクラス(ヨガやブートキャンプなど)を2メートルのソーシャルディスタンスを保つことを条件に最大25名で行うことができるようになります。

イートインは可能?

残念ながら店内での飲食はまだできません。引き続きテイクアウェイのみ許可されます。

ショッピングは行ける?

ステップ2ではいよいよ買い物ができるようになります。ただソーシャルディスタンスを保つことと、マスクの着用が義務付けられます。

美容室は行ける?

美容室はクロースコンタクト(ソーシャルディスタンスを保つことができない)に分類されるため残念ながらまだ行くことができません。今回のロックダウンで多くの方がセルフカットをしていると聞いています。

友達や家族に会える?

会えます!現段階では野外にて2世帯最大10名までという制限がありますが、ステップ2からは世帯制限がなくなり最大25名まで集まることが許可されます。今回の緩和で一番大きな変更点の一つではないでしょうか。

他にできること

上記の変更点以外にも、図書館や美術館、動物園なども営業再開します。

まとめ

上記のように緩和されたものも多くありますが、キャンプやAirBnBなどの外泊や、学校再開、またオークランドから他都市への移動など許可されていないことも多く、まだまだロックダウンの改善解除とまではいきません。

感染者数も徐々に増えてきているのも事実で、今回の緩和政策による感染者増加も懸念されます。ただ、着実に上がってきているワクチンの接種者数により予定通りクリスマス前までにはある程度自由な生活をおくれるようになるのではないかと期待します。

NZ ワクチンの接種率70%超える

こんにちは、相変わらずロックダウンしているオークランドですが、本日の新規コミュニティ感染者は80名、全体で1124名となりました。ただワクチンの接種率は着々と上がってきております。国民全体の86%が一回目の接種を完了しており、70%は2回目の接種も完了しています。

参考 – Unite against COVID-19

新たな政策

さらにニュージーランド政府は従来の警戒レベル1~4というシステムに代わって新たな”traffic-light system”直訳すると信号機システムというコロナ対策システムを発表しました。このシステムのカギとなるのがワクチンの接種です。他国でも実装されていますが、簡単に言えばワクチンの接種を完了した者は自由となり、未接種の者には制限をするという政策です。この政策は信号機の色の通り赤、オレンジ、緑(信号機の色に関してはここではあえて論じません..笑)と三段階に分かれており、この政策の導入は90%の接種率を達成した地域から導入されるようです。

上で言ったようにこの政策は国全体ではなく、90%を超えた地域から実装されるようです。これに関してニュージーランドのアーダーン首相は接種率の高いオークランドではこのままいけばクリスマス前には達成し、第一段階である赤に移行できるだろうと予測しました。

第一段階 ”赤”

赤に移行した地域では、ホスピタリティ業の営業がワクチンの接種証明をすることで許可されます。そしてこれは利用する顧客も同様です。ただ通常通りとはいかず、赤の段階では人数制限やマスクの着用、ソーシャルディスタンスを保つことやその他衛星管理が義務付けられます。

第二段階 ”オレンジ”

オークランド以外の低リスクとされるほとんどの地域は全体の接種率が90%を超えた段階でオレンジへと移行するようです。オレンジではワクチンの接種証明をしている場合に限りホスピタリティ業では制限なく営業が許可されます。またコンタクトレスがや人数制限(最大50名)、ソーシャルディスタンス(1m以上)を保つことができる業界では証明もいらないとのことです。

第三段階 ”緑”

一部感染率が低く、接種率も高いと判断された地域では緑へと移行します。緑はオレンジと少し似ていますが、より規制に緩和が見られます。ワクチンの接種証明をすれば規制なく営業ができることはもちろんのこと、接種証明をしない場合でも制限つきで営業が許可されます – 人数制限(100人まで)、ソーシャルディスタンス1mなど。

さいごに

今回のこの新たな政策の発表にはいろいろな背景があります。新たなアウトブレイクによりオークランドの感染者は着実に増え、人々の危機意識の低下やデルタ株の強い感染力もあり、以前のようなロックダウンの効果は望めなくなってきています。実際オークランドは途中政策に緩和があったとはいえ、8月からすでに2月半近くものロックダウンを続けているのにもかかわらず感染の拡大は続きました。最近では市民の不満もたまっており、ロックダウン解除、ワクチンの非接種の自由を訴えるプロテストなども目立ちます。

政府の狙いは一刻も早く感染リスクを低下させ、ゆくゆくのコロナとの共生を目指すことです。そこでこの度の政策発表やその他のサポート(ここでは触れていませんが)が良い方向に行くことを願います。

参考 – RNZ

71名の新規コミュニティ内感染者

先週警戒レベルのルールのマイナーチェンジがあり、ある程度のアウトドアアクティビティや、制限付きの交友が可能となりましたが、オークランドでの感染者は着実と増えています。

オークランドでは本日だけで71名の新規感染者が確認されており、現在の総感染者数は1790人となっています。パンデミックが始まってから完治した人々を合わせるとその数は4472名ですので、今回のアウトブレイクでいかに急速に広まりつつあるかがわかります。

政府の対応としては、引き続き体調不良の市民はPCR検査を行ってもらい、ワクチンの接種を進めていく方針です。

現在は外での制限付きの交友が可能となっていますが、あくまでも外で、室内での接触はしないようにと政府は警告しています。

参考 – RNZ

ニュージーランド減らない感染者

こんにちは!

5週間もの自主隔離生活を続けているオークランドでは、先日今後の政策が発表されました。

警戒レベル3から2へと下がるのか、注目されていたこの度の発表ですがオークランドではレベル3継続とのことです。その背景にはなかなか下がらない感染者数がありますが、本日も新規コミュニティ感染者23名と横ばいの状態が続いております。

そして政府はこのような状況を脱却するために、オークランドではさらに4週間~8週間もの間警戒レベル3を保つ可能性があると示唆いたしました。ただこの度の発表では警戒レベルの規制に少し変更もありました。警戒レベル3を新たに3つに分類 する 「three-step plan」 取り入れることで市民のストレス緩和や経済の回復を状況判断のもと徐々に進めて行く狙いがあるようです。そのためそれぞれのプランはその都度状況をみて毎週判断をし、オークランド市民にルールとして順守させていくようです。

それぞれのステップ(Phase)は以下となります。

Phase 1では (本日10月5日NZ23:59分から適応) 外出先での交友(屋内禁止)が2世帯(最大10名)まで許可されます。 また幼児教育機関や託児所等では最大10名までのバブルが許可されます。更にオークランド周辺地域でのレクリエーション(ビーチでの散歩やハンティングやフィッシングなど)が許可されます。

Phase2では小売店などの営業が許可されミュージアムや動物園、プールや図書館などの公共施設の営業が許可されます。外での交友は最大25名までとなり、結婚式や葬儀なども最大25名+スタッフで行うことができるようになります。

Phase3ではホスピタリティ業の営業許可がおり、クロースコンタクトのある美容室等に行くことができるようになります。更に屋外のみならず屋内でのアクティビティでも最大50名までで行うことが許可されます。

長らくコロナ感染者0を目指してきたニュージーランドですが、この度の発表ではコロナ感染拡大をコントロールしていくことは可能だが、0にすることは難しいだろうとの発言もありました。以前オーストラリアがコロナ撲滅から共存していく方向に政策をもっていく必要があると発表があったように、ニュージーランドもその方向に向かっているように感じます。もちろんその背景にはワクチンの接種率の向上があり、今後さらに接種者が増えていけば、そう遠くない将来にニュージーランドへ旅行者が訪れる日が来る気がします。

それではまた!

参考 – nzherald