ニュージーランドの国境再開の見込み

みなさんこんにちは!

昨年のコロナによるロックダウンから、事実上の鎖国状態を貫いてきたニュージーランドですが、先日オーストラリアに続きクック諸島とのトラベルバブルを発表したことにより今後の動きが注目されています。

そのような中先日ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は今後の他国との国境再開に向けての判断となり得る”要素”について言及をしました。

そしてそのキーとなる要素が世界各国で進められているワクチンの接種です。現在ニュージーランドでは空港の職員や、医療スタッフ、お年寄りなどよりリスクの高い人々を中心としたワクチンの接種が進められております。今後十分なワクチンが供給されればその他ニュージーランド国民や在住者への接種も進められていくわけですが、 これがニュージーランド国境再開のプロセスで必須の条件となりそうです。

アーダーン首相はこの会見にて以下の2つの疑問を取り上げました。

まず一つは、”国境再開前にすべてのニュージーランド国民、及び在住者へのワクチン接種が完了している必要があるか”ということ。

次に”すべての国民、在住者へのワクチン接種が完了する前に、他国のワクチン接種者のニュージーランド入国を認めるか”ということ。

これら2つの疑問に関してアーダーン首相は”Possibly(その可能性はある)”と言及しました。上記の疑問ですが、確かにワクチンの効果が確かなのであれば、ワクチン接種者の海外渡航は可能となるでしょう。更にニュージーランド国民、永住者全員がワクチン接種を完了していれば海外からの渡航者受け入れにもリスクがなくなります。

そしてこのワクチンに関してもアーダーン首相は、近年の研究結果やそのデータにより信頼できるものであると説明しました。とはいえ、今後のウイルスの変異などによるリスクは捨てきれないのも事実であるので、国境再開前には十分なリスクマネジメントを講じていく必要があるでしょう。

ニュージーランドの今後ですが、とにかく国民及び、移住者全員(接種可能者)へのワクチン普及を進めていくようです。政府の計画では2021年の終わりまでには全員のワクチン接種を完了させるよう計画を進めていくとのことでした。

まだまだ今後の展開がはっきりとはわかりませんが、また更なる情報が入り次第ご報告させていただきます。

それではまた!

参考 – ①news