みなさんこんにちは!
先日ニュージーランド政府より、観光客向けの国境再開の見通しに関して言及がありました。
ニュージーランドはコロナウイルス感染拡大から今まで約1年半もの間、一部の地域を除き事実上の国境封鎖を貫いてきました。その結果国内でのコミュニティー感染者を0にすることに成功した国となりましたが、同時にそのリスクから国境再開のも他国と比べ遅くなるだろうと言われてきました。
そのような中、ニュージーランド政府は来年2022年の初旬ごろより”一部の国”からの観光客受け入れの可能性を示唆いたしました。これは現在のニュージーランド国内での国民、住民のワクチン接種完了の見通しがたったことによる発表ではないかと思います。
上記で”一部の国”といいましたが、これは感染リスクの低い国ということになります。観光客の受け入れを開始するといっても、国内のコミュニティー感染0を目指す方針は変わらず、今後も対策を徹底していくようです。もちろん渡航者はワクチン接種者に限ります。そして感染リスクの低い国からの渡航者には本来の必要な2週間の強制隔離が免除され、中リスクの国からの渡航者には少し緩和した隔離処置を行う予定のようです。このリスクの査定に関してはその国の感染者数や、ワクチン接種率、その他様々な要素から判断されるとのことでした。
今回の発表は、まったく国境再開の見通しのなかったニュージーランドでは非常にうれしい事でした。ただまだ不確定要素も多く、デルタ株の流行など今回のワクチン接種だけでは不安な部分もたくさんあります。おそらく国境再開に関しては来年まで様子をみつつ、今後の方針が決定されていくのではないかと思います。
また新しい情報が入り次第報告させていただきます。
それではまた!
参考 – Washington Post