2002年7月26日弊社創立から20周年を迎える事ができました。これもひとえに、弊社を支えてくださるお客様、お取引先様、そして弊社スタッフあっての事と感謝申し上げます。
創業当時、日本でのインターネット普及は低水準に収まっていたが、2010年には日本国民の94%の家庭か職場でインターネットを利用するようになりました。インターネット普及率に合わせて、インターネット販売業者(OTA:オンライントラベルエージェント)数も増加しましたが、それに合わせてトラブルも増えているのが現状です。
外国資本のOTAで「日本語の顧客対応窓口が無い」、または「既に満室となっているにもかかわらず“在庫あり”と表示し、事前決済で販売してから部屋を手配する”カラ売り”が行われていたことが発覚する等、オンラインでの旅行販売増加に伴い、ここでは掲載できないくらいの問題が山積み状態となっているのも現状であります。
弊社でもウェブサイトをツールとして旅行商品の販売をしておりますが、ファーストコンタクトから始まり弊社とお客様との間で何度となく電子メールのやり取りをします。その結果としてお互いに信頼感が生まれ、お客様が旅行商品をご購入していただけるというプロセスとなっております。これは創業当初から、弊社が理想のプロセスと考えていたインターネット販売のスタイルとなっております。
OTAのように電子メールのやり取りもなく、ボタンをクリックして商品を購入するスタイルとは全く異なる為、OTAのようなトラブルは弊社にはほぼ無縁と言えるでしょう。
ただ弊社もこの20年間順風満帆という訳ではなく、2002年7月の創業から現在までいくつもの障害を乗り越える必要がありました。
2002年 サーズ(SARS)
2008年 リーマンショック
2009年 新型インフルエンザ
2011年 クライストチャーチ震災
2011年 東日本大震災
2012年 マーズ(MERS)
2020年 新型コロナウイルス
弊社にとって「2011年のクライストチャーチ震災」は忘れてはならない自然災害となりました。それまでクライストチャーチを本拠地として営業していましたが、地震発生後の2011年10月に本拠地をオークランドへ移転する事を決断しました。
これは弊社にとって大きな転換期を迎える事となり、オークランド移転後は予想を超える発展を成し遂げる結果となりました。
そして2020年に発生した新型コロナウルスは、旅行業界に与える影響が今までにないほど多大なものとなっており、そしてその影響は今現在でも続いております。ニュージーランドでは、2020年3月のロックダウンから約2年間国境を閉鎖しておりましたが、2022年より規制を緩和し海外旅行客の受け入れを始めております。今後コロナ前のように、全ての人が安心して海外旅行を楽しむ事が出来るようになるには、あとどれくらいの期間を要するかは分かりません。または、コロナ前のような状況には戻らないという可能性もゼロではありません。
しかしニュージーランドを個人旅行で旅したいというお客様のご要望がある限り、その要望に応える事が弊社へ与えられた使命と感じております。
創業以来10周年そして20周年を迎えられた事を励みとし、今後は30周年を目標にスタッフ一同一丸となって前進していく所存で御座います。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますことお願い申し上げます。
Global Net New Zealand Ltd
代表 上田 弘
創立10周年のご挨拶はこちらから