私が先週末行ってきたロトルア、ロトルアと言えばもちろん温泉もそうですが、実はマオリ文化を学ぶのにとてもいいとことなんです。今日はTe-Puia(テプイア)をご紹介します。
テプイアは広大な敷地のなかに、間欠泉、キウィバードの保護施設、そしてマオリ工芸学校が入っています。今日はその中のマオリ工芸学校についてご紹介します。
テプイア工芸学校はマオリ文化を残していく為に設立されました。高校卒業以上のマオリにしか入学が許されておらず、さらに面接などでマオリ文化への高い知識やプライドがあるかなども入学の条件になります。
これはヒスイ、マオリ語で Pounamu(ポウナム)を削って作品を作っている学生です。よくニュージーランドのお土産屋さんに行くとこのネックレスが売られています。
こちらは彫刻を勉強している学生さん達です。この日は日曜日の為4名しかいませんでしたが、通常は多くの学生が学んでいます。
これは彫刻に使う木です。ロトルア周辺の山林からとってきたそうですが、これでも半分に切った大きさなので元々の木はとっても大きな木だったことがわかります。
学生さんの作品です。学年が上がるごとの複雑な彫り方を学んでいくそうです。ここで教えている先生達はよく日本で個展などを開くこともあるそうです。
テプイアの入場料の一部はこの学校運営にも使われているそうです。一般の方も学校の見学をすることが可能ですので、テプイアを訪れた際はぜひ見学してみてください。