ニュージーランド減らない感染者

こんにちは!

5週間もの自主隔離生活を続けているオークランドでは、先日今後の政策が発表されました。

警戒レベル3から2へと下がるのか、注目されていたこの度の発表ですがオークランドではレベル3継続とのことです。その背景にはなかなか下がらない感染者数がありますが、本日も新規コミュニティ感染者23名と横ばいの状態が続いております。

そして政府はこのような状況を脱却するために、オークランドではさらに4週間~8週間もの間警戒レベル3を保つ可能性があると示唆いたしました。ただこの度の発表では警戒レベルの規制に少し変更もありました。警戒レベル3を新たに3つに分類 する 「three-step plan」 取り入れることで市民のストレス緩和や経済の回復を状況判断のもと徐々に進めて行く狙いがあるようです。そのためそれぞれのプランはその都度状況をみて毎週判断をし、オークランド市民にルールとして順守させていくようです。

それぞれのステップ(Phase)は以下となります。

Phase 1では (本日10月5日NZ23:59分から適応) 外出先での交友(屋内禁止)が2世帯(最大10名)まで許可されます。 また幼児教育機関や託児所等では最大10名までのバブルが許可されます。更にオークランド周辺地域でのレクリエーション(ビーチでの散歩やハンティングやフィッシングなど)が許可されます。

Phase2では小売店などの営業が許可されミュージアムや動物園、プールや図書館などの公共施設の営業が許可されます。外での交友は最大25名までとなり、結婚式や葬儀なども最大25名+スタッフで行うことができるようになります。

Phase3ではホスピタリティ業の営業許可がおり、クロースコンタクトのある美容室等に行くことができるようになります。更に屋外のみならず屋内でのアクティビティでも最大50名までで行うことが許可されます。

長らくコロナ感染者0を目指してきたニュージーランドですが、この度の発表ではコロナ感染拡大をコントロールしていくことは可能だが、0にすることは難しいだろうとの発言もありました。以前オーストラリアがコロナ撲滅から共存していく方向に政策をもっていく必要があると発表があったように、ニュージーランドもその方向に向かっているように感じます。もちろんその背景にはワクチンの接種率の向上があり、今後さらに接種者が増えていけば、そう遠くない将来にニュージーランドへ旅行者が訪れる日が来る気がします。

それではまた!

参考 – nzherald