ワインの豆知識
ワインの基礎知識をまとめてみました。
もちろん、難しいことは知らなくてもワインを楽しむことはできますが、知っているとワインがグッと身近になり、ワイナリー巡りが楽しくなると思います!
お友達にもちょっぴり自慢できるかも(?)しれません。
白ワイン
- ソービィニョンブラン / Sauvignon Blanc
- ニュージーランドワインは、ソーヴィニョンブランで成功を収めたと言ってもいいくらい、世界で高い評価を受けております。さっぱりした口当たりが特徴です。 チーズとの相性も非常によく、特に臭みのある「ブルーチーズ」や、シェーヴル(やぎ乳で作ったチーズ)などのよいパートナーになる。
- シャルドネ / Chardonnay
- ニュージーランド以外でも多くの国で栽培されている、白ワイン用葡萄品種です。キリッとした辛口が特徴ですが、醸造方法によっては様々の風味を持つことが出来る。 シャルドネは、シャンパンや発泡酒(スパークリングワイン)にも利用される。 お酒好きにはシャルドネーがお勧めです。
- ゲヴュルツトラミネール / Gewurtraminer
- 主にニュージーランドのほか、ドイツ・フランスで栽培されている白ワイン用品種となります。どちらかと言うと甘口でアロマを持っています。
- ピノグリ / Pinot Gris
- ピノ・ノワールの突然異変で出来た白葡萄品種になります。ほんのり甘口でフルーティーなテイストが多く、女性に人気の品種でもあります。
- リースリング / Risling
- ドイツではもっとも重要な白ワイン用葡萄品種です。1996年の統計では、栽培高においてミュラー・トゥルガウを抜かし、ドイツ国内でもっとも栽培されている葡萄となるほど、人気のある葡萄品種になります。 リースリングは、一般的に甘口に仕立てられる事が多く、貴腐ワインの原料としても使用されます。
赤ワイン
- シラー / Syrah
- シラーは、主にフランスやオーストラリアで栽培されている黒葡萄品種ですが、ここ最近ニュージーランドでも栽培が行われている国内でも新しい品種の葡萄です。どっしりとした重厚な口当たりと、ほんのりスパイシーな味が特徴です。
- シラーズ / Shiraz
- 主にオーストラリアで栽培されている、シラーとほぼ同じ品種の黒葡萄です。ニュージーランドでは、シラーとシラーズはほぼ同じと考えていいでしょう。
- カベルネ・ソーヴィニヨン / Cabernet Sauvignon
- 代表的な赤ワイン用葡萄品種の1つでもあります。もうひとつのピノノワールと比べると温暖な気候を好み、収穫までに要する期間が長く収量も少ないのが特徴です。 カベルネ・ソーヴィニヨンの実は皮が厚く、タンニンを豊富に含むため、長い熟成にも耐えるので、最高級ワインは10年から数十年の熟成を経てから風味がピークに達するものもあります。 香りが豊かで後味が深いのですが、味が単調な為タンニンが少ないフレッシュな味わいのワインとブレンドされる事が多い。
- ピノ・ノワール / Pinot Noir
- フランスのブルゴーニュ地方を原産地とする、赤ワインを造る代表的な品種の1つでもあります。ピノ・ノワールを用いて造られるものの代表として、ロマネ・コンティがあり、またシャンパンの原料としても利用されます。 ニュージーランドでも、人気の赤ワインの一種で値段の高いワインでもあります。
ニュージーランドのワイン産地
- 北島 / ノースランド地方ベースタウン:ファンガレイ
- ニュージーランドで最初にブドウが植えられた地域。
- 北島 / オークランド地方ベースタウン:オークランド
- マタカナ、クメウ、ヘンダーソン、ワイヘキ島などオークランド近郊に沢山のワイナリーがある。
- 北島 / ワイカト/ベイ・オブ・プレンティ地方ベースタウン:タウランガ
- 上質の貴腐ワイン、辛口白ワインが生産されている。
- 北島 / キズボーン地方ベースタウン:キズボーン
- 「シャルドネ・ガーデン」と呼ばれるほどシャルドネ種に定評があり、高級白ワインが生産されている。
- 北島 / ホークス・ベイ地方ベースタウン:ネイピア、ヘイスティングス
- フルーティな香りが特徴のシャルドネ、ソービニヨン・ブラン等白ワインが有名。
- 北島 / ワイララパ地方ベースタウン:ウエリントン
- 小規模な生産地だが、中心から徒歩で気軽に行けるところに沢山のワイナリーがあるのも魅力。
- 南島 / ネルソン地方ベースタウン:ネルソン
- ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ等の白ワイン、赤のピノ・ノワールなど上質のワインが味わえる。
- 南島 / マールボロ地方ベースタウン:ブレナム
- 国内最大のワイン産地。この地方のワインは摘み立ての果物のように爽やかで草の香りがほのかに漂うのが特徴。
- 南島 / カンタベリー地方ベースタウン:クライストチャーチ
- ワイパラ・バレーには素晴らしいワイナリーが数多くあり、国内でも成長が著しいワイン生産地域の一つ。
- 南島 / セントラルオタゴ地方ベースタウン:クイーンズタウン、ダニーデン
- 世界最南端のワイン生産地。セントラル・オタゴ産の赤ワイン「ピノ・ノワール」は世界で高く評価されている。
ヴィンヤードとワイナリーって何が違うの?
ワイナリー(Winery)
ワイナリー(Winery)は、ワインを生産する建物または不動産、もしくはワイン会社などワイン製造に関わる事業をいう。ワイン会社によっては自社ワイナリーを所有するものがある。ワイン製造の設備のほかに、大規模なワイナリーでは倉庫、ビン詰めライン(Bottling line)、研究室、巨大なタンクなども備えているものがある。(ウィキペディアより)
葡萄園(ぶどうえん、葡萄畑、英:Vineyard、仏:Vignoble)
葡萄園は、ワインの原料となるブドウを生産する農場。
ワイン醸造用以外の加工用・生食用ブドウや、ブドウ狩りに供するためのブドウを生産する農場を指すこともある。(ウィキペディアより)
ワイン&フード
日本ではあまり知られていないニュージーランドのワインですが、世界のワイン・コンクールで各賞に輝く銘柄も多数あります。また、南北に細長いニュージーランドは地域によって気候も色々、そこで作られるワインの特徴も多種多様です。