南島を旅行をされました!
2008年参加 山田様
細やかなご案内、ありがとうございました。
クライストチャーチの、緑溢れる街並みに「うわあっ!うわあっ!」を連発しながらのドライブ。花の時期の華やかさとは別の、緑のやさしさに包まれて、空の旅の疲れも、忘れました。
エイボン川に沿った散歩道。12羽ものひよこを連れたカルガモのお母さん。おぼれかけたねずみを心配してついていっている水鳥のカップル。生き物の自然な姿に大喜びの私たちでした。
さて、2日目。和食レストランからのテカポ湖のすばらしい眺めに、思わず「わあっ!ごちそう」と声がでます。テカポ湖とプカキ湖の輝くような綺麗な水の色。日本の湖しか知らない私は、驚きで一杯。西洋画にしばしば見られる水の色は、本当の姿だったのかな。
湖に心を残しつつ、マウントクックへ。お天気も上々。ホテルの部屋の正面に足元の大地からそびえるドーンとした山々、圧巻です。ホテル内の展示を見れば、100年(?)も前から二日も三日もかけてここまでやってきた人々の足跡、それほど魅力的だったのですね。
ムール貝に舌鼓を打ち、手触りのよいメリノミンクの手袋を買って一路クイーンズタウンへ。
バンジージャンプをやりたいという娘に、本人もまわりもハラハラドキドキ。初体験を終えた娘は大満足の表情でした。
ジェットボートは、直前に雨が降り出し、老人組はキャンセル。ルーマニアからいらした方々は雨をものともせず乗船。We are crazy. と言いながら。途中のロード オブ ザ リングの撮影場所は、曇り空だったこともあり、映画の場面そのものに見えました。NZはさまざまな表情のある国ですね。羊の居るのんびりした風景も素敵ですが。
さて、最後の目的地、ミルフォードサウンドへ。道中の景色も雄大で素晴らしく、人に慣れたケアは帰りにもちゃんとそこに居て、あちらも来た来たと人を待っているかのようです。
ミルフォードでの船中泊。当日はボートで周遊。サンドフライに付きまとわれて、パチパチやっているのは私達だけ。よその国の方々はそれほど気にしていない様子。娘はカヤックを楽しみ、上陸もしてみたとか。穏やかな海でした。夕食のイセエビのスープはミソの香りも程よく、とてもおいしい贅沢なスープ。もしかして、船員さんが潜って獲ってくるのかな。
翌朝は、霧雨。霧に煙ったミルフォードはなんともロマンチック。甲板では、伴走する同じ船を眺めたり、写真を撮ったり。船室も列車のそれとは違いゆったりスペースで快適でした。
ずっとお天気に恵まれた私たちは、なんてラッキー!上田さんの豊富なガイドのノウハウとサービス精神に感謝しつつ帰国。旅は、プロにお願いするのが効率もよく、おいしい物が食べられると知った今回の旅行でした。上田さんに乾杯!
あらためて、上田さん、有難うございました。
山田